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ブガッティ BUGATTI - エンブレム・ロゴの由来と意味と歴史

bugatti bugatti
ブガッティエンブレム




1909






【エンブレム・ロゴの由来と歴史】

ブガッティのエンブレム・ロゴは赤いオーバルの中にブランド名のBUGATTIが象られ、その上部にあるEBの文字は創業者ETTORE BUGATTI (エットーレ・ブガッティ) のイニシャルに由来する。
周囲の60個のドットについては二つの説があり、一つ目は豪華さを象徴する真珠に由来し、宝石製品や装飾家具のプロデザイナーであったエットーレ・ブガッティの父カルロへの敬意を表しているという説、二つ目は設立初期の自動車製造でボルトなどのファスナー部品の脱落を防ぐために採用していた安全ワイヤーに由来するという説がある。
会社の長い歴史の中でエンブレム・ロゴを何度も変更してきた他の自動車メーカーとは異なり、ブガッティは創業の1909年に誕生したデザインを維持し続けている。


【会社とブランドの歴史】

創業者エットーレ・ブガッティはイタリアのミラノで生まれ、1909年にオートモービルズ・エットーレ・ブガッティをモルスアイムに設立した。アルザス地方にあるモルスアイムは、1871年から1919年までドイツ帝国の一部であったが現在はフランスのコミューンである。
悲劇なことに1939 年にエットーレの息子ジーンがブガッティ タイプ57のテスト走行中の事故で亡くなり、更に1947 年に創業者エットーレ・ブガッティが亡くなったため、事業の後継者は不在となった。それから数十年の間、何度かの復活の試みはあったものの実際に自動車が製造されることはなかった。
数十年後の1987 年にイタリアの実業家ロマノ・アルティオーリが買収し、ブガッティ・アウトモビリSpAを設立、その後、1998年にはVWグループに買収された。



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