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プジョー PEUGEOT - エンブレム・ロゴの由来と意味と歴史

peugeot peugeot
プジョーエンブレム プジョーエンブレム プジョーエンブレム プジョーエンブレム プジョーエンブレム

1905

1923

1933

1948

1955

プジョーエンブレム プジョーエンブレム プジョーエンブレム プジョーエンブレム https://www.carnameemblem.com/peugeot_emblem_10.jpg

1960

1975

1998

2012

2021


【エンブレム・ロゴの由来と歴史】

プジョーのエンブレム・ロゴにはライオンが採用されているが、その起源はプジョーが創業した1810年まで遡る。当時は自動車ではなく、のこぎり製品や傘のフレーム、コーヒーミルなどを製造していた。彫刻師ジャスティン・ブレザーにより制作されたものが基となり、1847年に初めてライオンのエンブレム・ロゴが誕生、1858年に商標登録された。その当時のデザインは、ライオンの歯のような鋸歯の強靭さ、ライオンの背骨のような刃の柔軟性、飛びかかるライオンのような鋼の強さと切断速度を表現していた。
初めてプジョー車のグリルに矢の上を歩くライオンが飾られたのは1905年。その後暫く間、ラジエターグリルの上には様々な形の立体的なライオンのマスコットが飾られた。現代でよく知られている二本足で立ちあがったライオンがエンブレム・ロゴに採用されたのは1948年からで、初めての立ち上がったライオンは紋章の中に描かれていた。このデザインはフランシュ=コンテ地域圏の紋章や旗が由来となっている。1960年には初めてライオンの横顔がエンブレム・ロゴの全面に描かれた。その後、1975年に再び二本足で立ちあがったライオンが輪郭を象られて復活、このライオンは「ライオン・フィル」の愛称で知られている。2021年には再びライオンの横顔が全面に描かれたデザインが復活した。


【会社とブランドの歴史】

1810年、ジャン=ピエール・プジョーの息子達、ジャン=ピエール II・プジョーとジャン=フレデリック・プジョーにより「プジョー・フレール」がエリモンクールのコミューン「スークレート」の地で設立され、当時は上記の通り製鉄所として様々な金属製品を製造していた。最初のプジョー製自動車が誕生したのは1889年、ジャン・ピエールの孫であるアルマン・プジョーが蒸気の専門家レオン・セルポレーと協業し、蒸気駆動の三輪自動車「Type1」が誕生した。翌年の1890年にはガソリン燃料で駆動するダイムラーエンジンを搭載したプジョー製自動車「Type 2」が誕生している。
1929年、プジョーは最初の量産車である201を発表した。現代でも踏襲されている3桁かつ中央の桁がゼロのナンバリングシステムを採用した最初のプジョー車である。なお、ポルシェが開発コード「901」を市販する際に「911」と改めたのはプジョーが既に「901」の商標を取得しており、申し立てがあったためである。
1974年にプジョーはシトロエンの株を38.2%取得し、1976年には89.95%を取得、PSA・プジョー・シトロエンが誕生した。プレミアムサブブランドのDSが発表されたのは2009年、2016年4月にはPSA・プジョー・シトロエンからグループPSAへ名称変更している。2021年1月にはフィアット・クライスラー・オートモービルズ (FCA) と経営統合し、ステランティスが誕生した。



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