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アルファロメオ ALFA ROMEO - エンブレム・ロゴの由来と意味と歴史

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アルファロメオエンブレム










アルファロメオのエンブレム・ロゴは、同社発祥の地であるミラノ市の紋章を左右逆にしたものに由来する。そのエンブレム・ロゴには赤十字と人を丸呑みしようとする大蛇ビショーネが描かれており、ビショーネは11世紀のミラノで影響力の強かった貴族ヴィスコンティ家の紋章でもある。
赤十字は中世の十字軍に由来するもので、ミラノ出身のジョバンニ・デ・ラウドが率いる軍隊は鎧の下に赤い十字架と白い下着を着用していた。ジョヴァンニは1099年の第一回十字軍の遠征時に軍を聖地エルサレムへ導き、城壁に十字架を立てたことで知られている。
食べられている人については複数の説があり、代表的な説としては、ビショーネは人を食べているのではなく、蛇が脱皮して自らを新しくすることと同様に、口から浄化された人が産み出されているという説。もう一つは十字軍に敗北したイスラム教徒のサラセン人またはムーア人という説である。

1910年、初代エンブレム・ロゴはイタリアの自動車エンジニア兼デザイナーのジュゼッペ・メロージとロマーノ・カッターネオにより生み出された。カッターネオがミラノを走るトラムの駅でスフォルツェスコ城の扉を見上げていた際、ミラノの紋章が目に入ったことが企業ロゴとして採用しようと考えたきっかけである。
1910年に生み出されてから現在に至るまで、エンブレム・ロゴの基本的なデザインは変更されていない。目立った変更遍歴として、1925年にカーレースの世界選手権での初勝利を祝って金色の月桂樹の冠が追加されたこと。第二次世界大戦で製造機械が破壊された影響で1946年に登場したエンブレム・ロゴが一時的に赤一色となったこと。1972年には外円に刻まれた文字「MILANO」と波線が削除されたことである。



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