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フェラーリ Ferrari - エンブレム・ロゴの由来と意味と歴史

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フェラーリエンブレム
フェラーリエンブレム









フェラーリのエンブレム・ロゴの黄色はフェラーリ発祥の地であるモデナ市の色、上部の3色はイタリア国旗の緑・白・赤に由来する。
エンブレム・ロゴの形は長方形と盾形があり、本来の用途としては長方形が社章や市販車用、盾形がモータースポーツ用と分けられていたが、現在では本来の用途とは異なるかたちで使われることも多い。 盾形の下部にはSFの文字が刻まれており、レーシングチームとして知られているスクーデリア・フェラーリの頭文字に由来する。なお、スクーデリア (Scuderia)とはイタリア語で「馬小屋」を意味する。
中央の「跳ね馬」はイタリア語で「カヴァッリーノ・ランパンテ」と呼ばれ、第一次世界大戦の空軍エースだったフランチェスコ・バラッカが自身の飛行機につけていた紋章が元となっている。ただ、その紋章の由来には二つの説がある。

1つ目の説:当時の空軍では撃墜した飛行機のマークを戦利品として自身の戦闘機に張り付ける慣習があり、シュトゥットガルト市の紋章である跳ね馬を付けたドイツ機を撃墜した証として自身の戦闘機に貼りつけていたというもの。

2つ目の説:以前バラッカが所属していたイタリア陸軍騎兵連隊の紋章が基となり、空軍に移った後にその紋章を部隊章にしたというもの。

1923年6月、創業者のエンツォ・フェラーリはサビオサーキットでのレースに勝利した後に、バラッカの母親であるパオリーナ伯爵夫人に会う機会があった。そこで伯爵夫人はエンツォに対して、跳ね馬をレース車両に貼り付けて貰うように頼み込んだ。元々、戦闘機の跳ね馬は赤色であったが、エンツォはバラッカが戦死した悲しみの印として黒色の跳ね馬を採用した。

エンツォは元々、アルファロメオのディーラー「カロッツェリア・エミリア・エンツォ・フェラーリ」の経営をしていた。その後、1929年にエンツォが設立したアルファロメオのレースチーム「ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ」がフェラーリの前身となっている。そのため1932年に誕生した初代の盾形エンブレム・ロゴが装着されたのもアルファロメオのレースカーであった。第二次世界大戦を乗り越えて、1947年にフェラーリは設立された。



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